定刻となり当番会である(一社)葛飾青色申告会の相川会長の挨拶により署長講演会が始まった。なお、本年度より葛飾酒類協議会を加え葛飾税務署税務関係五団体共催となった。始めに、司会者より、渡邊署長のプロフィールが読み上げられた。渡邊署長による講演は、先ず「税を考える週間」の話から始まり、次いで財政の現状の話となり、本題の「税務署の仕事」となった。渡邊署長の長年の経験による徴収部門の仕事の話では、実際にあった事例なども含めて、スライドを利用し大変分かり易く興味深いものであった。税収額およそ60兆円のうち、およそ1%が毎年の全国平均の滞納額で、東京の滞納額は0.8%であると、具体的な数値も織り交ぜての説明となった。また、実際の徴収職員の活動内容についても興味深く、会場の皆さんも真剣に聞いていた。最後に、実際の国税庁のインターネットによる公買の事例を、いくらで落札されたか・・・と、クイズ形式による説明では、予測を超える高額な落札価格等に、盛り上がりを見せた。定刻となり、署長講演は終了した。
『税を考える週間』署長講演会を開催します。
日時:11月13日(火)14時~(受付/13:30~)
会場:テクノプラザかつしか2階
講演:葛飾税務署 渡邉 曻署長
お申し込みはこちらのチラシを印刷し、FAXにてお願いします